2年前の夏合宿以来、ブログの更新が滞ってしまいました。申し分けございません。あの合宿で1年生だった部員たち(選手12人、マネージャー3人)が、この度、5月20日に部活動を引退しました。
最後の試合(インターハイ予選・1回戦)の結果は、
東京立正 48-109 明星
(5-24、13-27、5-27、25-31)
でした。
明星の「巧みなディフェンスからの速攻」と「3ポイント」に大苦戦しました!相手の速攻が、こちらのオフェンスのミスから始まることが多く、一気に得点差が開いてしまいました。
相手の速攻対策のために、この2週間でゾーンディフェンスも練習して来ました。しかし、このディフェンスを敷くと、今度は相手の3ポイントが止まらなくなってしまい、すぐにマンツーマンディフェンスに戻さざるを得ませんでした。
最後の試合になるかもしれないと言うこともあり、観客席を埋め尽くすほどの同級生や卒業生や保護者の方々がかけつけてくれました!それだけでなく、この方々が割れんばかりの大応援を繰り広げます!!これに1年生たちのフレッシュで純粋な応援が加わり、まるで東京立正で招待試合をしているような雰囲気の中で試合が進みます。
それなのに、それにも関わらず、本来の力を発揮できずに試合が終了してしまいました。しかし、驚いたのはここからでした。これだけ点差が開き、散々な試合だったのに、部員たちの目には次々と涙が溜まり、今にも流れ出しそうになっているではないですか!
公式戦では、三鷹・東大和・明星と、いずれも有名な先生が指揮をとる会場校と対戦するという、クジ運の悪い代でした。しかし、それよりも、何よりも、仲がよく、別れ難さに自然と涙が溢れてくるような仲間に恵まれた代だったのだと確信しました。
試合が終わり、体育館の外で生徒達から自然発生的に始まったミーティングは、走馬灯のように思い出が蘇る、こころ温まるひと時でした。マネージャーから選手までが、次々に順不同に感謝の気持ちを表明し、それを聞いた者たちが、笑ったり、また涙したり…見ているこちらも感謝の気持ちで一杯になりました!!
3年生が引退し、こころにぽっかりと穴が開いてしまったような気分ですが、立ち直らなければなりません。保護者の方々につきましては、ここまで、様々なご支援を頂き本当にありがとうございました!
残された2年生と1年生も懸命に頑張っています。今後も応援をよろしくお願いいたします!