オーストラリア・ナウラ市のアングリカン・カレッジは本校のフレンドシップ校です。
毎年7月後半からの11日間、現地でホームステイし、このフレンドシップ校の授業に参加します。英語の語学研修、異文化体験はもちろん、現地の人々の日本に対する質問に答えることで、自国の文化に対する認識や理解が高まり、グローバル社会に対応する真の国際性を育む基礎を身に付けるきっかけになっています。
現地の生徒の前で英語によるプレゼンテーションも体験します。英語の語学力はもちろん、表現し訴える力、人前で自分の考えを主張する発見力が養われる貴重な体験になります。オーストラリアの人々に日本文化を知ってもらうチャンスでもあります。
1日目 | 羽田空港出発 シンガポール到着 |
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2日目 | シンガポール発→シドニー到着 シドニー観光後、ホストファミリーと対面、各家庭へ |
3日目 | 午前:英語クラス(サバイバルイングリッシュ) 午後:学校交流 |
4日目 | 午前:英語クラス 午後:学校交流 |
5日目 | 午前:ナウラ 野生動物園観光 午後:英語クラス(英語コミュニケーション) |
6日目 | 午前:英語クラス 午後:学校交流 |
7日目 | 終日:ホストファミリーと休日と過ごします |
8日目 | 終日:ホストファミリーと休日と過ごします |
9日目 | 午前:英語クラス(まとめ) 午後:フェアウェルパーティー準備 夜:フェアウェルパーティー |
10日目 | ホスト校から出発 シドニー発→シンガポール着→羽田へ |
11日目 | 羽田空港到着 解散 |
中学1年と高校1年の全員がヤングアメリカンズの1DAYワークショップに参加します。ダンス、歌、インプロゼーションなど3,4演目を英語で行い、最後に保護者などの観客が見る中で、生徒たちがヤングアメリカンズと一緒にワークショップで行った演目を演奏します。互いの個性を象徴しながらダンスショーをやりとめます。
留学生の受け入れを行っています。最近ではオーストラリア、タイからの留学生が本校へ留学体験をしています。
教科の授業(英語、数学、国語、音楽、書道)や部活動(クッキング部、茶道部、運動部)を体験し、さらに「救急救命」をクラスの生徒と一緒に体験しました。
授業の見学参加、妙法寺の見学、そして体育祭にも部活のリレーに参加し閉会時に日本語で挨拶がありました。
持続可能な開発のための教育(ESD)が評価され、本校は2015年1月22日に「ユネスコスクール」加盟校に承認されました。ここではESDの一部を紹介します。本校ではこれからは海外のユネスコスクールと食の学びや環境問題をテーマとして連携したいと考えています。
青梅線の鴻ノ巣駅から渓谷の脇を登っていくと鴻ノ巣フィールドに到着します。高校1年生の希望者により夏は「下刈り」、冬は「間伐」を中心に活動します。
メンバーは校内の事前研修を受け、現地ではNPO法人「森づくりフォーラム」から派遣されたインストラクターの先生方から、必要な基礎知識を学習した後、数人ずつグループとなり、班ごとに体験を行ないます。
現地で弁当を食べて午後も作業を行なったのち下山して、公共の施設に入り、いくつかのテーマにもとづいて各班で話し合い、全体に発表し、講評を受けます。
この一連の体験と学習をふまえて感想を出してもらうと参加生徒たちは、一様に「環境保全を自分の手で直接行なったという実感を得ることができた。」と述べています。
高校3年生を対象とする本校独自の「環境科学」の授業に、成蹊大学理工学部の山崎章弘教授をお招きし、「コンクリートのリサイクル」の授業をしていただいた時の様子です。
古い建造物の取り壊しにより発生する大量のコンクリートや建物の新築において発生する余剰の生コンクリートのリサイクル法を考える授業でした。
コンクリートを粉砕して原料の砂利・砂・セメントに分離しても、セメント分は再利用が困難であると言われています。
しかし、それらはカルシウムを多く含む塩基性の物質であり、地球温暖化の原因物質である二酸化炭素を吸収、固定するための物質として使用可能であること、また、リン酸イオンを沈殿させる性質があり下水から富栄養化の原因であるリン分を取り除くための物質として使用可能であることもご教授いただきました。
いつもとは違う少し難しい最先端の内容でしたが、生徒たちもメモを取りながら真剣な態度で受講し、環境問題に対する関心を高めることができていたようです。
JET プログラムとは、語学指導等を行う外国青年招致事業(The Japan Exchange and Teaching Programme)の略で、外国青年を招致して地方自治体等で任用し、外国語教育の充実と地域の国際交流の推進を図る事業です。
本校ではネイティブの青年がALTとして生徒の英語アウトプット活動を支援します。
TOEIC Bridge公式ワークブックを中心にネイティブ講師が正規授業の一環として週1回の対策授業を行っています。11月に開催されるテストに全員が参加し、8割近いスコアをとる生徒もいます。進路や進学に有利になるのはもちろん、グローバル化する社会のニーズにこたえる指導です。なお、中高一貫イノベーションコースでは高校時にはTOEFL junior・TOEFL対策を実施する予定です。