大変遅くなってしまいましたが、一昨年(2014年5月18日)と昨年(2015年5月24日)と今年(2016年5月29日、6月5日)のインターハイ予選の結果をお伝えします。
2014年インターハイ予選
1回戦 東京立正 53-78 竹早
(15-13、15-20、15-19、8-26)
熾烈なシーソーゲームとなりました。
序盤で足を負傷し、中盤では両足をつりながらも、ベンチで手当を受け、根性で何度もコートに立ち、最後は3ピリに3ポイントを決めて崩れ落ちたキャプテンの姿。
4ピリに大きな声を出して、相手に果敢にオールコートマンツーマンを仕掛けた副キャプテンの姿。
コーナーでオープンを作り、立て続けに3ポイントシュートを決めた、3年生シューターの姿。
誰にも負けない大きな声で応援を続け、最後の最後に公式戦出場を果たした3年生の姿。
今も心に残っています。自身の課題と真摯に向き合い、立派に3年生の仕事を果たしてくれました。
応援に駆けつけてくれた沢山の同級生たち、先生方、父母の方々、それから下級生たちもきっと多くの影響を受けたことと思います。
2015年インターハイ予選
2回戦 東京立正 71-115 城東
(14-35、18-19、18-29、21-32)
城東は1ピリから得意の1-2-2ゾーンプレスを仕掛けてきました。気をつけてはいたものの、ターンオーバーを重ねてしまい、1ピリは14対35で敗れてしまいました。
しかし、これだけでは終わらないのがこの代の凄いところです。2ピリは、うちのゾーンディフェンスに城東の足が止まり、18対19の互角のゲームをすることができました。
日取りが良かったためか、東京立正の応援に高校3年生を中心に30人以上の方がお見えになりました。このため、2ピリからは相手の大応援団(たぶん50人以上)と大応援合戦となりました。
しかし、3ピリからはジリジリと引き離されてしまい、結局負けてしまいました。
これで、3年生は引退しました。この代らしく、賑やかで、情熱的な幕切れでした。また、強豪相手に3年生全員が得点を決める快挙を成し遂げました。
2016年インターハイ予選
2回戦 東京立正88-67東京電機
(25-16、22-7、17-17、24-27)
前半から、東京電機の速攻を封じるべく策を講じた、我々のゾーンディフェンスがみごとに的中し、1ピリを25-16で、2ピリを22-7で制しました。5つのポジションが生き生きと機能した会心の展開でした。
しかし、後半は、課題の脚力に限界が出て、スタメンの5人中4人が足をつってしまう非常事態に見舞われました。ここで、ベンチの5人全員を順次出場させ、3ピリを17-17、4ピリを24-27として、なんとか東京電機の猛追を振り切ることが出来ました。
全員バスケで、勝ちました。この結果、新人戦に引き続き、公式戦通算12回目の3回戦進出を果たしました。
3年生の引退のかかった試合とあって、父母の方々、OB達(前日の練習から)、同級生達が多数詰めかけてくれました。頼もしく、嬉しかったです。
3回戦 東京立正43-112錦城学園
(10-26、7-29、18-29、8-28)
前週とは打って変わって、立ち上がりから一気に流れを持っていかれました。錦城学園のハーフマンツーマンはカバーが速くて、攻略できませんでした。我々のゾーンディフェンスは、3ポイントを高確率に決められて、もろくも崩れ去りました。
3つの代とも、まさに三者三様の幕切れでした。下に各代の引退写真を載せます。共通しているのは、大きな一戦が終わった後の爽やかな笑顔でした。
また、最新の「歴代15傑」も載せておきます。この記録から分かるように、特に、公式戦(本番)で力を発揮した3つの代でした。