昨年の5月に代替わりしてからの「これまで」と、2月に行われた「杉並大会」の結果を報告いたします。
◆キャプテン発表◆
昨年の5月29日(水)に新しいシーズンがスタートしました!!

2025.5.29 新しいキャプテンと部長と副部長(2人)を前キャプテンが発表しました!!

発表を心待ちにする現役部員たち!!

発表を聞いて…、大盛り上がり!!!

最後は、みんなで円陣を組みました!!
◆夏合宿◆
今年も、8/8(木)~8/10(土)の2泊3日で、伊豆長岡にて「夏合宿」を行いました!!

揃いのチームポロシャツで、電車に乗って行きました!!

今年はスムーズに乗り継げ、無事に「伊豆長岡駅」に到着しました!!しかし、宿のバスとの連携がうまくいかず…、急遽「伊豆長岡駅」で昼食をとり、直接「大仁体育館」へ向かいました。

伊豆長岡駅前で記念写真!!

こんなトラブルも前向きに楽しめてしまうのが高校生です!!山や川に囲まれた別世界の伊豆長岡を「ここは絶対に住みやすい」とか言って楽しんでいます。

夏合宿で、みっちりと練習を積んだ「大仁体育館」!!「マンツーマンディフェンスのポジショニング」「オフェンスのセットプレー」「フリースロー」「スリーメン」…、この時からずっと取り組んで来たことが、やっと今になってできるようになって来ました!!

宿の「いづみ荘」に到着!!宿の女将は、いつも着物姿です。

キャプテンと部長を中心に、宿の女将に挨拶しました!!

お世話になった「大仁体育館」で記念写真!!

お世話になった「いづみ荘」前でも記念写真!!
◆9支部大会◆
9/15(日)と16(月)に、佼成学園で「9支部大会」に出場しました。「9支部大会」は中野区・杉並区の全私立高校が参加する大会です。この後ウィンターカップに出場する「國學院久我山」や「専修大附属」も出場しています。

初日は「宝仙学園」に勝ち、「佼成学園」に2点差で負けました!!2日目は「文大杉並」に12点差負け、「堀越学園」に最後に追いつかれオーバータイムの末に敗れ、総合8位でした!!インターハイ予選の1点差負けに続く、惜敗でした。この〝惜敗ぐせ〟を直さなくてはなりません。
◆紫苑祭・招待試合◆
9/29(日)の紫苑祭(2日目)に、中大杉並高校をお招きして、第1体育館で招待試合を行いました!!中大杉並高校は、上の代が何度も練習試合を行いましたが、なかな勝たせてもらえなかった強豪校です。

味のあるポスターを何種類も作って、準備をしっかりしました!!

今年は1階の観客席も作り、たくさんのお客さんに楽しんでもらえる工夫をしました。また、いつもの「全員出場ルール」で戦いました。

試合は、東京立正 64-59 中大杉並で大接戦を制し、勝利しました!!大勢のお客さんと「わーきゃー」言いながら楽しい時間が過ごせました!!
◆新人戦◆
10/27(日)保谷高校で、新人戦(1・2回戦)が行われ、
東京立正 70ー71杉並
(13ー11、12ー23、27ー20、18ー17)
で、残念ながら、インターハイ予選に引き続き、再び1点差で敗れてしまいました!!

真面目な代で、テスト中も練習を本当に頑張っていました!!だからこそ、この日は努力が報われる経験をして欲しかったです。

翌日は早速「ミーティング」を開き、今後を話し合いました!!「インターハイ予選」「9支部大会」「新人戦」と続く〝惜敗〟。こういうのを〝試練〟と呼ぶのかもしれません。この試練を乗り越えれば、1・2年生の〝真面目さ〟に〝逞しさ〟が加わるのかもしれません。
◆U18リーグ◆
今シーズンから、初めて「U18リーグ」に参加しました!!「U18リーグ」は、高校だけでなく、クラブチームも参加する大会です。私たちとしては「部員全員に公式戦出場経験を与え、チーム力を上げる」ことができればと考えました。

8/17(土)に八王子拓真高校で行われた、U18リーグの「東京実業戦」。この日も、東京立正 69-72 東京実業 で、〝惜敗〟しました。

夏休みの頃は、夜に行われる「オリンピック中継」にくぎ付けになりました!!特にフランス戦の翌日は、生徒・先生の関係なくその話題で持ちきりでした。
大会は夏休みから始まり、12/22(日)まで飛び飛びで行われました。結果的には、この大会の最終戦で〝惜敗ぐせ〟を払拭するような、「大きなきっかけ」をつかみました!!

12/22(日)のU18リーグの試合で、新しい「チームウィンドブレーカー」をお披露目しました。この代は1年の時から「チームウィンドブレーカーが欲しい」と言っていたので、念願がかないました!!

U18リーグの最終戦は、東京立正の「第2体育館」が会場となりました。

揃いの「チームウィンドブレーカー」で、いつもよりも気合が入ります!!うちの「チームウィンドブレーカー」は、東京立正の「紅葉」のようにも見えます。
東京立正 73ー56 八王子拓真
(13ー16、17ー8、26ー18、17ー14)
と、同じリーグで首位を走る強豪・八王子拓真を相手に、2クォーターからずっとリードを守り…、快勝しました!!
この代になって初めての〝快勝〟です!!
この試合で自信がついたのか…、ここを境に、不思議と「接戦」で勝てるようになりました。男子は自信をもつことが大切なのかもしれません。

第2体育館前を一面に埋め尽くす、真っ黄色なイチョウの落葉がきれいでした!!次は2月の「杉並大会」です。その頃には、この落葉もすっかり無くなっていることでしょう。
◆杉並大会(1日目)◆
2/2(日)【会場:杉並工科高校】
① 東京立正 51ー74 西
(15ー23、19ー9、10ー22、7ー20)
② 東京立正 66ー57 杉並総合
(17ー12、25ー10、8ー20、16ー15)
で、5年ぶりに2位リーグ進出を決めました!!
ちなみに、2位リーグへの進出は通算5回目で、14年前に1回だけ1位リーグに進んだことがあります。

強豪・西との試合前に、観客席に挨拶しました。なんと、この日の観客席は満席でした!!いつも暖かい応援を、ありがとうございます!!
西高校は勉強で有名ですが…、実は杉並大会で優勝1回・準優勝1回・3位3回(昨年も3位)を誇る、バスケットボールの都立の雄です。過去には、関東大会に何度も出場したことがあります。
そんな西を相手に堂々の試合ができました!!沖縄修学旅行と中学入試で一週間以上ボールを触っていないとは思えない動きでした。
西はオールコートマンツーマンディフェンスでした。しかし、高い位置からボールにプレッシャーをかけてくる西の戦略を逆手にとり、私たちはボールを前に飛ばして、速攻で相手ゴールを脅かし続けました!!
それに対して、こちらはハリーバックを心がけて、ハーフコートマンツーマンでガッチリと自分たちのゴールを守りました。
ただし、ボールには強くプレッシャーをかけ続けます!!これによって、何度もターンオーバー(=シュートを打てずに、ボールを奪われる)を作り出しました!!
そして、2クォーター終了間際に、ガードが遠くから放った3ポイントシュートがエアボールとなり…、それをゴール下で部長がたまたま拾い…、なんと逆転のブザービーターシュートを決めてしまいました!!
これで前半を、東京立正34ー32西と、2点リードで終えることができました。今日は運もついています!!
しかし、後半は疲れからか…、前半のような躍動感が無くなってしまいました。また、ファウルトラブルでベンチに下がったメンバーの体が冷えてしまいました。
こうなると、西のオールコートマンツーマンディフェンスが効いてきます。あっと言う間に、逆転を許して、引き離されてしまいました。
2試合目の杉並総合戦では、ベンチメンバーすべてが出場を果たして、「全員バスケ」で勝ちました!!
この試合は、主力メンバーで3クォーター終盤まで戦ったのですが…、体力の限界だったのか、20点あった前半のリードが徐々に縮まり…、やむなく全員交代しました。
生徒たちは、試合が終了して、「2位リーグへ行けて、良かった」ではなく…、口々に「1位リーグに行って、國學院久我山や専修大附属と試合がしたかった!!」と言っていました。
「國學院久我山が〝東京立正とやりたいから、2位リーグへ行きたい〟と言ってくれないかな?」と言っている生徒もいました。
しかし、私は2位リーグへ進めた生徒たちを誇りに思います。なぜならこの結果は、この日程をなんとかしようと、2年生たちは修学旅行で走り、1年生たちは自分たちだけで懸命に練習をした結果だからです!!

「沖縄修学旅行」のため、試合直前の1週間はボールに触れませんでした。それでも、許可をもらい、沖縄のホテルの前を朝走らせてもらいました!!この甲斐あって、2位リーグ進出が決まりました!!
◆杉並大会(2日目)◆
2/9(日)【会場:佼成学園高校】
① 東京立正 62ー39 佼成学園
(15ー18、23ー4、15ー4、9ー13)
で勝利しました!!
杉並大会で佼成学園に勝ったのは、2015年以来10年ぶりの快挙です!!実は、公式戦・9支部大会・杉並大会で佼成学園に勝てたのは、創部以来これで2回目です。
② 東京立正 37ー26 文大杉並
(11ー4、6ー9、9ー11、11ー2)
で勝利し、2位トーナメントで優勝しました!!

2位リーグ決勝戦!!背番号をテーブルオフィシャルに見せています。

9支部大会では敗れている「佼成学園」と「文大杉並」に、話し合いを重ねながら知力体力すべてを総動員して戦いました!!
文大杉並は、ゆっくりと攻めてロースコアでの勝負を仕掛けて来るやりにくい相手です。これに対して、うちは1ー2ー2ゾーンプレスを仕掛けて、速い展開に持ち込もうと考えました!!
しかし、2試合目で体力が落ちてきたこともあり…、なかなか1ー2ー2ゾーンプレスが機能しません。結局、文大杉並が得意とするロースコアの展開に持ち込まれてしまいます!!
1クォーターで、東京立正11ー4 文大杉並
2クォーターで、東京立正17ー13文大杉並
3クォーターで、東京立正26ー24文大杉並
と、点数が入らない、じれったい試合展開の中、じわじわと文大杉並が追い上げて来ます!!
勝負の4クォーターに入り、先に動いたのは文大杉並でした!!文大杉並は、突如、マンツーマンから、3ー2ゾーンにディフェンスを変更して来ました。
しかし、この変更がうちのオフェンスに火をつけてくれました!!ボールへの圧力が減り、3ポイントシュートが得意なキャプテンが、躍動し始めます!!
3ポイントシュートでファウルをもらい、フリースローで2点獲得。続け様に、今度は3ポイントシュートが決まり、3点獲得…。あっと言う間に5点を取り…、勝負の4クォーターでライバル文大杉並を引き離しました!!
試合が終わり、今日も大勢詰めかけて下さった応援席に、挨拶をしました!!続けて、文大杉並との激戦が行われたゴールの前で「記念写真」を撮りました!!夢のような時間です。

激戦が行われたゴールの前で「記念写真」を撮りました!!夢のような時間です。

「2位リーグ優勝」の賞状をもらい、みんなで記念写真をとりました!!

講堂で、校長先生から「賞状」をいただきました。
9支部大会で負けた佼成学園と文大杉並に勝って、しかも憧れの3年生の代の「3位リーグ優勝」を上回る成績を残すことができました!!
「失敗と書いて、成長と読む。」かつてヤクルトスワローズを率いて3度の日本一に輝いた野村克也監督は、こんな言葉を残しています。
「9支部大会」や「新人戦」の失敗を糧に、急成長して…、2年生の代が本当の「勝負強さ」を身につけてくれました!!
沢山の応援と、ご協力を本当にありがとうございました!!粘り強いご支援のおかげで、ここまで辿り着くことができました。
よい風が吹いて来ました!!「順風満帆」で、大きな帆を広げて、どこまでも進んで行けたらばと思います。今後とも変わらぬご支援をよろしくお願いいたします!!