東京立正鉄研は今年度も、高校1年生2名、中学1年生3名、また上級生からも入部があり、現在のところ総勢10名でにぎやかに活動しています。
今年度も恒例行事となった、生徒たちの立案による日帰り研修旅行や、夏季合宿に出かけています。
6月には日帰り研修旅行として、成田空港の周辺へ。スカイライナー、第一・第二ターミナル見学、東成田駅(昔の成田空港駅)、芝山鉄道線と巡って、目の前で大迫力の着陸を観察できるひこうきの丘へ。午後はSLが保存される栗山公園、昔の路面電車の廃線跡としてレンガのトンネルも残る電車道を経由して成田山新勝寺を訪れ、帰りは成田エクスプレスにも乗車しました。
今年の夏季合宿は2泊3日で北陸へ行きました。
初日は炎天下の金沢でひがし茶屋街や金沢城跡を散策ののち、北陸鉄道浅野川線で夕暮れ近い内灘砂丘へ。
2日目はまず七尾線に乗車し、七尾からのと鉄道線沿線へ。能登さくら駅とも呼ばれる能登鹿島駅、昔の車両が展示される穴水駅、七尾の食祭市場、そして和倉温泉ではみんなで総湯に入浴。
3日目は富山県に入って高岡から万葉線に乗車。海王丸パークを訪れたのち、無料の県営渡船で富山新港の出口を横断し、路線バスに乗り継いで富山市へ。鉄道模型が走行する喫茶店で昼食ののち、市内の路面電車から富山港線へ直通する列車に乗車し、終点岩瀬浜駅から東岩瀬の古い街や、保存されている国鉄JR時代の駅舎を見学しました。
夏休みの後半からは紫苑祭に向け、ジオラマの作成に取り組んでいます。人数が多いのになぜか集まりが悪くて思うように進まなかったりもしていたのですが、目前に迫った現在はさすがに部員それぞれがするべきことを認識して取り組んでいるようです。たぶん。
9/30~10/1に行われる紫苑祭当日は、コロナ禍以前と同じ形でひと教室を借りきり、今までよりも大きくなったジオラマを展示、Nゲージ車両の運転を行います。また研修旅行や合宿で生徒たちが撮影した大量の写真を壁面に貼り出したり、それらをスライドショー動画にしたものを放映したりして、1年間の活動を紹介します。
西館2階・6B教室にて、たくさんのお客様にご来場いただけることを、一同楽しみにしております。