学校だより

【高校2年生】沖縄修学旅行
2025/02/07

沖縄修学旅行を終えて(高校2年 学年主任)

令和7年1月27日~30日の4日間、沖縄本島へ修学旅行に行ってまいりました。
事前の天気予報は雨模様で、「日本のことを自分事に」の活動で本校と交流している現地の興南中学校・高等学校の先生がとても心配され、余りに強風の時は興南アクト部による首里城案内の中止も考えておりました。
しかし、初日にパラパラと軽い雨にあたったものの、その後はお天気に恵まれ、雨天のスケジュールに変更する事も無く、全行程を巡ることが出来ました。

1日目には、ひめゆりの塔で千羽鶴を奉納し、同じ年代で亡くなった学生の皆様に全員黙祷を捧げました。
平和記念資料館では、生徒達がゆっくりと資料や写真に見入る姿が見られ、各々感じるものがあったようでした。
平和の礎では、東京出身の方々の苗字も見られました。
首里城公園では、興南中学校・高等学校の大勢の生徒の皆さんが、寒い中お出で頂きガイドを務めて下さいました。
事前に資料を作成したり、クイズを考えて下さったりした様子に、生徒達も感謝の気持ちを伝えました。

 

2日目は、糸数豪と旧海軍司令部豪を見学し、とても静かに亡くなった方々を偲びました。
午後は各自SDGsのプログラムに参加し、浜辺の漂流物標本や、森の植物の葉脈転写などを作成しました。
途中、カニやヤドカリに見入る生徒達もおりました。

 

 

3日目は美ら海水族館で、ジンベイザメの迫力に圧倒され、日本ではここにしかいないブラックマンタに会いました。
生徒達が楽しそうにお土産を買う姿も微笑ましい風景でした。
午後は、沖縄の文化に触れるアクティビティに挑戦しました。
カヌーでレースをして上半身まで濡れて笑っている生徒や、三線、空手に挑戦したり、グッズの作成に夢中になる生徒達もいました。
ホテルのレストランからは、一瞬クジラが潮を吹いて尾びれをパタパタさせ、生徒達にエールを送っているかのようでした。

 

4日目最終日は、運良く、寒緋桜のさくら祭りが開催中の世界遺産、今帰仁城跡を訪れました。
午後には国際通りで各自好きな昼食を取り、お土産を買って帰りました。
この修学旅行で、校内では出来ない経験を通じ、平和や地球環境、友人との関わりなど、様々な勉強が出来たと思います。
この貴重な体験が、今後の生徒の皆さんの糧となることを願っています。

 

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