学校だより

5/11からの臨時時間割授業開始に伴う注意事項
2020/05/09

 ご承知の通り、休校期間が5/31まで延長されることとなりました。それに伴い、課題学習から学年別特別時間割に移行します。これまでも「すらら」や「classi」、「NHK学習動画」等、課題学習でSNSを利用してきました。今後さらに「Zoomによる動画配信授業」や「classi」の利用が増えることになります。高校生は、これまでも「Zoom」による朝終礼や個人面談(2者面談)等も行ってきました。年度当初にも配布させていただきました「本校のソーシャルメディアポリシー」を掲載させていただきます。SNS利用が増えてきたことにより、検索で息抜きと称して別の利用の仕方が懸念されます。また、配信された内容や生徒間・学校に対する誹謗中傷や名誉棄損に当たる加工・書き込みをすることのないように気を付けていただきたいと思います。そして、中高生が犯罪に巻き込まれるケースは依然としてSNSを介してのものです。本人はそのつもりがなくても、知らぬうちに人を傷つけてしまう内容であったりすることがあります。自身が発信する内容はすべて自己責任です。保護者の方にお願いです。時折、利用の仕方について確認していただきますようお願い申し上げます。また、ブルーライトカットのPC用メガネを使用したり、1時間に10~15分目を休める等の工夫をして視力低下防止策を講じて頂きますよう合わせてお願いします。

東京立正中学高等学校のソーシャルメディアポリシー

インターネット普及のスピードには、驚かされることばかりです。容易に情報が手に入る世の中となりました。情報の善し悪しに係わらず入手することができます。その分、使用者側の責任も重たくなりました。普及のスピードに利用者側のスピードが追い付いていないのが現状です。このような中で通信手段も固定電話から携帯電話、スマートフォンと小型化し、電話機能よりも情報通信機能としての利用価値が大きくなりました。

中高生の多くが携帯電話・スマートフォンを持つようになりました。この中高生たちが犯罪に巻き込まれることの多くは、携帯電話・スマートフォンなどのインターネット端末を介してのものです。

携帯電話、スマートフォン、ネットワークに接続されたパソコンなどは、現代の生活になくてはならないコミュニケーションツールになっています。インターネット上の掲示板やtwitter、mixi、Face book等、ソーシャルメディアと呼ばれる情報発信・交換できるサービスやメール、Lineなどのコミュニケーションツールを利用する中高生は非常に多く、本校の生徒も例外ではありません。このソーシャルメディアは便利で、携帯電話やパソコンから書き込み、閲覧が容易で頻繁に利用されています。そのため使用方法に注意しないと、知らないうちに被害者や加害者になる可能性があります。

本校では生徒のソーシャルメディア利用は『自己責任』であると考えます。このソーシャルメディアやコミュニケーションツールを利用する上での考え方をソーシャルメディアポリシーとして基本的な考え方をここに示します。十分に理解をしてください。

1.保護者の責任

 本校では、生徒の携帯電話・スマートフォンを学校(関係行事を含む)へ持ち込むことについて禁止しています。緊急時における家庭との連絡手段として、保護者から申請書が提出された場合に限り、持ち込みを許可しています。生徒には、この決まりが守られなかった場合に学校が指導をいたします。ご家庭におかれましては、携帯電話・スマートフォンを「持たせる」「使わせる」「家庭内ルールを守らせる」の三大責任は保護者の責任であることを理解してください。

2.見られていることの認識

 インターネットで書き込んだ内容は、世界中の人に見られているという認識を持ってください。一度書き込んだ発信内容は、消すことができません。本人が削除したとしても、世界中の誰かが一人でも保存していれば、他人の手に自分を委ねることになります。そのため、自分の書き込む発信内容については十分注意して見られていることを認識してください。

3.個人情報を掲載しない

 個人が特定できるような名前・住所・電話番号・メールアドレスの掲載や、画像・映像を貼らないようにしてください。その個人情報が悪用されて、犯罪に巻き込まれることがあります。

4.学校の名誉や人を傷つけるような書き込みをしない 

 学校に関わるようなサイトを無断で開設しないでください。学校に対する誹謗中傷や名誉を損なうような記述は、断固として許しません。またクラスメイトや他の生徒は勿論、人のことを誹謗中傷するような内容の書き込みが発覚した場合、毅然とした態度で指導を行います。

5.情報に流されない

 身に覚えのない情報に惑わされないでください。無視することも情報処理手段としては大切です。但し、自分で判断の付きにくいときには、進行する前に相談する決断を下してください。

東京立正中学高等学校 生活指導部 部長 木下道夫

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