男子バスケットボール部

新人戦・杉並大会
2024/04/01

大変遅くなってしまいましたが、昨年の10~11月に行われた「新人戦」と今年の2月に行われた「杉並大会」の結果をお知らせします。

◆新人戦(1・2回戦)◆
10/29(日) 【会場:武蔵高校】
東京立正 80ー65 新宿
(14ー10、24ー16、7ー21、35ー18)

で新宿に勝利し、創部以来通算20回目の3回戦進出を決めました!!

試合前に観客席に全員で挨拶をしてから、ベンチに戻りました!!朝早くからたくさんの応援をありがとうございました。

前日の練習に来てくれた大学1年生たちが、「2カ月前よりも、すごく強くなっているよ」と言っていたので、この日の試合は少し期待していました。

その言葉の通り、最近の急成長を物語るような試合となりました!!

新宿高校は、東京都バスケットボール協会主催のU18東京ブロックリーグ(高校とクラブチームのリーグ戦)で豊島学院や安田学園といった強豪を次々に破り、もっか4戦4勝中で勢いに乗るチームです。

そんな相手に対して、堂々と渡り合いました!!

開始早々にうちのキャプテンの3ポイントが決まり流れができました。この後も要所要所でドライブ、ミドルシュート、3ポイントが次々にリングに吸い込まれる理想的な展開となりました!!

ベンチの応援もいつになくボルテージが高く、大勢詰めかけて頂いた観客の皆様とともに、大いに盛り上がりました!!

保護者の方々が、この大会に向けて「応援うちわ」を作って下さりました!!

1・2クォーターで徐々に点差を広げ、38ー26の12点リードで前半を折り返したときには、「今日は勝てる」と誰もが確信しました。

しかし、ここからが新宿の真骨頂でした。ハーフタイムの間に、ゲームプランを見直し、3クォーターでマークマン一人ひとりのつき方を修正してきました!!

はじめは「点差が離れなくなってしまった」くらいの感覚でした。それが「点差が縮まってきたな」に変わり、ついには逆転を許してしまいました!!

バスケットボールは本当に怖いスポーツです。3クォーターが終わり、45ー47で2点のビハインドに変わってしまいました。

そして、運命の4クォーターが始まります。うちはもう一度、ディフェンスをマンツーマンに戻して、チームディフェンスを丁寧に行うことにしました!!また、この策に呼応して、ベンチは「ディーフェンス、ディーフェンス…」の大応援を始めます!!

これで両校とも一歩も譲らない展開となりましたが…、

ここで、キャプテン・結城の3ポイントシュートに再び火がつきました!!このクォーターだけで5本の3ポイントを決め、この試合で合計11本の3ポイントを決め(本校歴代1位)、合計51点の得点を入れて(本校歴代2位)しまいました!!

興奮のあまり、マネージャーさんの目が涙目になっていました。

新宿高校との大激戦のスコア。第3クォーターで逆転されましたが、第4クォーターで再逆転しました!!

しかし、3回戦の壁は厚く…、

◆新人戦(3回戦)◆
11/3(金) 【会場:練馬高校】
東京立正 48ー110 豊島学院
(10ー30、8ー29、14ー30、16ー21)

で、豊島学院に力負けしました!!

ところが、ここからが「災い転じて福となす」でした。この試合の次の練習でミーティングを行い、これが杉並大会以降の成長に結びつきました!!

新人戦(3回戦)の大敗を反省し、次の練習でミーティングを行いました!!

私はどの練習をすれば強くなるかばかりを考えてしまいましたが…、生徒たちは練習の「雰囲気をよくしたい」と考えました!!こういう選手目線の発想が、この代の強みだと思います。

◆杉並大会(1日目)◆
2/4(日) 【会場:東京立正高校】
東京立正 39ー44 佼成学園
(10ー16、15ー10、9ー11、5ー7)

東京立正 42ー47 専修大附属 
(4ー8、10ー14、11ー17、17ー8)

で、両試合とも5点差で負けてしまいました!!

5年ぶりに、本校が会場になりました!!

応援がひときわ盛り上がることで有名な専修大学附属相手に、ベンチ・観客席の応援で負けませんでした!!足踏みをして地響きが起こるほどの応援をバックミュージックにして、うちも相手もボールの行方に心を奪われました。

◆杉並大会(2日目)◆
2/18(日) 【会場:佼成学園高校】

東京立正 49ー43 豊多摩
(10ー11、8ー13、20ー3、11ー16)

東京立正 56ー31 杉並学院 
(12ー9、15ー5、12ー5、17ー12)

で、両試合に勝利し、3位リーグで優勝し、念願の賞状をいただきました!!杉並大会で賞状をいただくのは、6年ぶり4度目(2012年総合2位、2018年2位リーグ優勝、2017年3位リーグ優勝、今回3位リーグ優勝)の快挙です。

1試合目は、苦手な豊多摩をシーソーゲームの末に退けました!!2試合目は、U16の東京選抜チーム選手3名を擁する強豪杉並学院を、大きく突き放して勝ちました!!

どちらの試合とも、第3クォーターが鍵でした。豊多摩戦では、ゾーンディフェンスを敷いてみたところ、これが大成功しました!!杉並学院戦では、相手の厳しいディフェンスに、逆にうちの選手たちの心に火がつきました。勝負を決める3ポイントシュートが決まると、ベンチが総立ちになりました!!

それだけではありません。今回も足踏みをして地響きが起こるほどの応援でした!!また、堂々と滞りなく、テーブルオフィシャルやモップの仕事を献身的に行っていました!!杉並大会の盛り上がりを陰で支えてくれました。

試合後に、コーチの松井(=本校の卒業生)が「自分たちのときも、杉並大会があったらな〜」とつぶやいていました!!これを聴いて、確かに杉並大会は地元のバスケットボール部の選手が一堂に集う、魅力的な大会だと思いました。

中学まで同じチームメイトだった生徒同士が、今は別の高校の選手として戦っています。そのため、あちこちで選手たちが再会を喜び、同窓会的な雰囲気の中で試合が行われています。

だからこそ、今賞状をいただき、チーム全体が誇らしい気持ちに包まれています!!

ミーティングが始まる前に、賞状とメダルを持って、みんなで記念写真を撮りました。みんないい顔をしています!!外の天気と同じく、私たちのチームにも一足早く春が来ました!!

3位リーグで優勝しました!!杉並大会で賞状をいただくと、誇らしい気分になります。

この日も朝早くから、変わらぬご支援・ご声援をありがとうございました!!部員一同、大変励みになっています。次は、4月の関東大会予選です。引き続き、ご支援・ご声援をよろしくお願いしたします。

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