今年度の鉄道研究部は部員がさらに増え、時には困ってしまうくらい賑やかに活動しています。
今年度も各地へ日帰り旅行、また合宿研修旅行に出かけています。
去る6月には横川の碓氷峠鉄道文化むら周辺を訪れ、旧信越本線跡のトロッコ列車に乗車、そして暑い中でしたが2代前の信越本線跡のアプトの道を歩き、巨大なレンガの通称「めがね橋」へ到達、峠の湯に入浴の後、文化むら園内で様々な保存車両と触れ合う一日を過ごしました。
そして夏休みにはさらにアクティブに。今年は「若者限定四国フリーきっぷ」を用いた四国一周旅行という案が出て、顧問が費用面で難色を示したところ、部員から往復とも夜行高速バスを利用するという素晴らしい案が出され、実行することとなりました。 夜行明けの2日目は徳島駅に着き、早朝の徳島城跡の散策の後、徳島線特急剣山、土讃線特急南風と乗り継いで高知へ。午後を桂浜で過ごし、素晴らしくきれいな桂浜で海と戯れ、坂本龍馬記念館も訪問、また夕方はとさでん交通の路面電車を堪能しました。
3日目の午前中は、0系新幹線に似せた列車の走る予土線経由と、土佐くろしお鉄道および宇和島バスを利用して海岸沿いを進む班に分かれ、宇和島駅で合流。午後は予讃線の海岸経由の旧線を経由して、かつての青春18きっぷポスターで有名になった下灘駅へ。海沿いのローカル駅の風情を楽しむはずが、有名になりすぎたゆえの大混雑に揉まれ、夕方は松山へ脱出、伊予鉄の路面電車にも乗車しました。
4日目は道後温泉で朝風呂と洒落こんでから、松山からの予讃線特急しおかぜ号で観音寺へ、普通列車に乗り継ぎ、年に2日しか営業しない臨時駅の津島ノ宮駅で下車して例大祭に参加するという貴重な体験をすることができました。その後特急を利用して高松におり、ことでんの乗車体験、宇高連絡船モニュメント巡り、讃岐うどんの夕食など楽しんで、国鉄型の気動車の走る高徳線経由で徳島へ戻り、最後に夜行高速バスで帰京となりました。
さて、更新が遅れてしまっておりましたが、我々の活動の報告の機会となる恒例の紫苑祭の1日目を終えたところです。
今年もすでにたくさんのお客様においでいただき、恒例となった鉄道模型の大ジオラマの展示、またたくさんの写真や動画による1年間の研修旅行や合宿の報告展示をお楽しみいただきました。
顧問よりもすてきな動画を作ってくれる部員も現れて、さらに充実した展示を、明日もお楽しみいただくことができます。お待ちしております。
追伸 御来校の折は5年C組の喫茶店「アメリカンダイナー」にも是非お立ち寄りください(顧問の担任クラスです)