鉄道研究部は先日、研修旅行としてJR吾妻線沿線、八ッ場ダムの周辺へ出かけました。
早起きして高崎駅に向かい、吾妻線に乗り換え、まず岩島駅という無人駅で下車し、
のどかな風景の中を歩いて、
八ッ場ダム建設によって線路が切り替えられたために廃線となってしまった線路が、とても良い状態で保存されているのを見つけ、線路に沿ってさらに歩き進みます。
途中、野生の猿にも出会いました。
絶景の吾妻渓谷に架かる橋を渡って、対岸の道の駅で昼食休憩。
午後は近くに設けられた雁ヶ沢駅から、廃線跡をレールバイクでたどれるアガッタンという乗り物で、紅葉の吾妻渓谷を進みました。
廃線になる前は日本一短い鉄道トンネルとして知られていた樽沢トンネルをくぐり、
巨大なコンクリートの壁で線路が寸断された、吾妻峡八ッ場駅で下車。
エレベーターで巨大な堤防の上に登れば、谷を囲む山肌が見事な紅葉に染まる大パノラマと、大量の水を貯えるダム湖の風景に、部員一同感動しきり。
ダム湖に沿って、ダム建設に伴い街ごと移転してきた川原湯温泉へ歩き、共同浴場の王湯で一休み、
最後にやはり移転してきてとてもきれいなのに無人駅である川原湯温泉駅にたどり着いて、帰路に就きました。
さて、先日の紫苑祭では、今年もたくさんのお客様をお迎えして、恒例となった巨大ジオラマと、研修旅行や合宿に関する写真展示や生徒の製作した動画など、1年間の鉄研の活動をご覧いただくことができました。厚く御礼申し上げます。
来る11/16(土)の学校説明会当日は、活動場所の新館理科室内に、紫苑祭当日に展示した大ジオラマを再び展示し、紫苑祭当日の写真展示や動画放映なども再現して、私共の活動の雰囲気を味わっていただけるようにいたします。
興味をお持ちの中学生のご来場をお待ちしております。