芸術鑑賞会
2021/06/16
昨年度の芸術鑑賞会は中止を余儀なくされましたが、今年度は6月11日にオペラ『ラ・ボエーム』を有楽町の日生劇場で鑑賞することができました。
まず、5月末に日生劇場の方にお越しいただき、全校生徒に事前指導をしていただきました。
「オペラは情報量の多いエンターテイメントのため、初めてだと内容を理解することは難しいかもしれません。でも、声とか衣装とか演奏とか、何か1つ感じることができたなら、その気持ちを大切にしてほしいです。オペラという新しい世界との出会いを楽しみにしてください。」
とお話くださいました。
そして、6月11日当日。
『ラ・ボエーム』を鑑賞した生徒の感想です(生徒レポートより)。
「初めてオペラを鑑賞しました。内容が難しくても感動できる点がたくさんありました。オペラはどの視点から観ても楽しめるものだと感じました。」
「歌声が力強く、声の高さが一人ひとり違くて、全ての言葉がとてもきれいでした。」
「歌と生演奏のタイミングがピッタリで、相当練習を積み重ねたんだろうなと思いました。」
「舞台セッティングがリアルでした。照明の加減でセットそのものが変わったのかと錯覚するくらい雰囲気が変わったので、総合芸術ってすごいと思いました。」
「人の心の温かさや人の思いやりが感じられた芸術鑑賞でとても心に残った作品でした。」
人生初のオペラ鑑賞という生徒が殆どでしたが、それぞれの心に確実に何かが届いたことが生徒のレポートを通じて分かりました。
最後に、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策をしっかりと講じていただき無事開催していただいた日生劇場の関係各位の皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。