学園概要
ごあいさつ
私たち学園の教育目標は、ひとりひとりお互いを思いやる尊厳性に目ざめた人が、ひろく社会貢献できるように支援することにあります。すなわち、本学園が基盤とする仏教精神は、他者のために慈悲の心をもって生きることにあります。
本学園は、大乗仏教経典の中でも、最上の教えである『法華経』(ほけきょう)を中心とし、その尊い教えを鎌倉時代に身命をかけて広められた日蓮聖人(1222~82)の教と行動を規範としています。
昭和のはじめに本学園を設立された岡田日帰上人は、日蓮宗堀之内妙法寺の住職でした。上人は、寺院の堂塔伽藍を守るとともに、大切なことは、一人一人の人間が、尊い“仏の子”であることの目ざめであると主張されたのです。
本学園は、まもなく創立100年を迎えようとしています。その基幹になっているのが日帰上人の唱えられた建学の精神です。みなさま方が、自己を見つめ、真の生き方を求められるとき、中学校3年間、高等学校3年間の歳月を有効に過ごされることをおすすめします。私たち教職員一同、みなさま方を歓迎いたします。
