カリキュラムポリシー

反応する学習者から意思のある学習者へと転換します。
何を学んだかだけではなく、学びのプロセスによって「生徒を幸せにする5つの目標」を具現化します。

1.学びの空間づくりとして、チャイムのコントロールから解放し、「反応」ではなく「判断」に切り替える。

2.主体的で対話的な学習とすべく取り組む授業10のカテゴリー

➀主体性の育成
・自己肯定感を育む。
・自分事と捉え、行動することができる。私たち事と捉え、行動することができる。
・「あなたはどうする」という問いに答えられる。
・教師の存在が、生徒の主体性育成の障壁になってはいけない。
②言語活動の技術的な育成
・言語の技術力向上(表現力・ディスカッション力・議論する力)
・日本語を使う力の向上。
➂数理的思考力の育成
・論理的、合理的、統計的に考え表現する力を育む。
④表現力の育成
・一方的に自分の考えを表現することではなく、対話していく力を身につける。
・日本語及び英語で表現する力をつける。
・非言語的コミュニケーション(芸術・スポーツ)での表現力。
⑤批判的思考力の育成
・今ある常識を批判的に見ていくことで新しい世界を創る。
・自分で真偽を確かめる姿勢を求める。
⑥探究的思考力の育成
・自ら課題を設定し、正解のない問いに挑む。
・知的好奇心を揺さぶる。
・SDGSを実践する。
⑦創造的思考力の育成
・一流の芸術、スポーツをはじめ、本物に学ぶ機会を設ける。
・物を作るという行為の中に発見する。
⑧判断力及び決断力の育成
・失敗する勇気を持てるようにサポートする。
・先生が、先回りの手を差し伸べない。
⑨協働性の育成
・他者肯定感を育む。
・リーダーシップ&フォロワーシップの経験値を上げる。
・他者が力を発揮しやすいように働きかける。
⑩部活動のノウハウを学習に転換する

SDGs×東京立正中学校

課題発見探究Think globally Act locally

持続可能な開発のための教育(ESD)「ユネスコスクール」加盟校

持続可能な開発のための教育(ESD)が評価され、本校は2015年1月22日に「ユネスコスクール」加盟校に承認されました。現在は、自分の将来の目標にSDGsを取り込み、生徒自ら地域貢献や社会貢献活動につながる将来設計を描けるよう、SDGsの学びや体験をカリキュラムに取り入れています。

本学独自の教育

クロスカリキュラム(教科横断型)

「食と人のかかわり」をテーマに、校内の畑で野菜の栽培を行います。みんなで協力して畑仕事を通して、植物の成長を観察し、栄養素や、野菜の流通を調べたり、最後には調理と食事会まで行う、教科を統合した実践的な体験学習です。

  • 理科の学び
    土の性質や肥料の根拠などの理論、追肥や芽かき、支柱立てやネット張りなどの作業を通して、化学・地学・生物学を総合的に体験しながら学習します。
  • 社会の学び
    自身で栽培し収穫する過程を通して、市場に出回る野菜の流通経路や農家における栽培の実態と比較することによって、経済観念や農業への感謝を学習します。
  • 技術・家庭科の学び
    素材の選び方、収穫の目安、農薬を使わない野菜の安全性を学習し、収穫した野菜の調理方法や調理器具の扱い方を学ぶことにより、健康と安全について学習します。
  • 食育の学び
    健全な肉体と精神を食事から作り上げることを学習します。これにより飢餓・健康・水の豊かさ・海や陸の豊かさに関連したSDGsを学習することにつながります。

フレンドシップ・ランチ

月に1回、中学1~3年生まで学年を超えて食堂で行われます。他の学年の生徒との触れ合いを深め、誕生日の生徒はすべての生徒に向かって一言話をすることになっています。「これから何をしたいか」「何を頑張りたいか」など様々なことを話し、発言力を身に付けています。また、会食のはじめと終わりには本校の伝統である「食法(じきほう)」を行い、多くの恵みによって生かされていることに感謝します。

学習サポートの充実

放課後学習
週3日、全員対象です。中学教員が実施します。
冬期講習
中学3年生を対象に、4日間無料で実施します。
チューター制度
放課後の週2日、本校卒業生の大学生が、宿題や自主学習をサポートします。
その他、マンツーマン補習、個別課題学習等、教科担当者が責任を持って指導します。

外部検定試験対策

漢字検定、英語検定、数学検定
各検定とも全員が年に2回以上受験します。1年生は5級、2年生は4級、3年生は3級取得を目指します。
さまざまな検定の取得
書道検定、歴史検定など、生徒一人ひとりの興味や特技を生かして知識を深め、自信を持たせます。