SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS
本校では、イノベーションコースのSDGsに関する活動を軸に、「自らが身近で取り組める課題を考える」ことを全校で模索するための取り組みを行っています。地域の大人の方々がどのように地域貢献を行っているのかを知ることも自らの将来を考えるうえで必要なことです。ここでは、そのような生徒の主体的な活動を紹介します!
持続可能な開発のための教育(ESD)が評価され、本校は2015年1月22日に「ユネスコスクール」加盟校に承認されました。現在は、自分の将来の目標にSDGsを取り込み、生徒自ら地域貢献や社会貢献活動につながる将来設計を描けるよう、SDGsの学びや体験をカリキュラムに取り入れています。
理科、社会、技術家庭、食育といった教科を横断した実践的な体験学習です。 「食と人のかかわり」をテーマに、みんなで協力して校内の畑で野菜の栽培を行います。畑仕事を通して、植物の成長を観察し、栄養素や、野菜の流通を調べ、最後には調理と食事会を行います。
総合の時間を使いSDGs課題解決型学習を行います。2023年度は「無駄遣い」について学年毎に異なる課題に対して調べ学習を進め、クラス発表や、各学年代表による発表を行いました。クラスメイトと意見交換し、理論的・合理的な物事の考え方を習得しながら発表を重ねることによりプレゼンテーション力が向上します。
NPO法人すぎなみ子どもサポート主催の定例イベントに参加します。小学生の宿題を見たり、お昼ご飯の調理を手伝ったりします。
地域高齢者を対象とした「からだとスマホのちょこっと相談会」にデジタルサポーターとして参加し、スマートフォンの操作方法を案内します。
社会福祉協議会、ケア24梅里との合同イベントで、地域高齢者と一緒にお花見を楽しんだりゲームをしたりして交流を深めます。
福島の廃棄りんごを使った甘酒を高校1年生が地場産業と共同開発し、商品化しました。資金は本校初のクラウドファンディングで調達しました。
高校2年次に「課題解決型SDGs海外研修」を行います。現地高校生との交流や、孤児院、JICA等の訪問を通じて国境を越えて解決すべき課題について主体的に取り組みます。
高円寺の子ども食堂でボランティア活動を行います。調理補助やお弁当配布、後片付け等を主に担当します。また、年に2回本校にて「子ども食堂in東京立正」を開催します。
会場設営や、会場案内、開演中のゴミの回収・分別、運搬、踊り手さんへの給水活動、閉演後の片づけなど様々な活動を行います。2019年にはボランティアに参加した本校生徒が杉並区から表彰されました。
JR高円寺駅前商店街と連携し、近隣校と合同募金活動を行いました。また、地元で開催されたチャリティーコンサートに有志で参加し、合唱を披露しました。
美術部による子ども食堂看板製作、ダンス部や音楽部、演劇部による地域イベント出演など、文化部を中心に地域貢献活動に取り組んでいます。